プールチャレンジ(水中トレーニング)11エンタメ療育

プールチャレンジ(水中トレーニング)11エンタメ療育

2016年8月、アメリカで行ったトレーニングが、現地スタッフの目に留まり、言われた言葉が、君のやっているトレーニングを6か月続けたら、目に見える変化が生まれるよというものでした。帰国後、日本でもトレーニングを行える施設を探し、この度スタートすることになった。エンタメ療育はPCJのトレーニングになります。


今年最後のトレーニング

10月からはじめたトレーニングは、全部で9回行いました。10月には3回、11月は2回、12月は毎週の4回となりました。

始めた当初と現在では、色々なことで変化が見られました。

1.着替える時間・・・指導員との息もあって、15分かかっていたのが5分で準備完了できます。

2.入水・・・指導員の介助が必要だったが、今では、補助は一部のみでほとんど自分できます。

3.横歩き・・・足を高く上げてから歩くことができるようになりました。

4.Aポジション・・・正しい姿勢の維持ができるようになりました。かなりの負荷をかけても耐えることができる体の使い方をマスターしました。

5.ジャンプ・ジャンプ・ジャンプ・・・膝を曲げ、Aポジションを維持しながら、タイミングを合わせ、上に飛べるようになりました。

6.その場での静止(維持)・・・指導員の手を放すタイミングは、自分の判断できるようになり、その静止できる時間も50秒を超えてきました。

7.階段の上り下り・・・問題なくできるようになっています。特に下りるときの右足の下ろし方に大きな成果がありました。

8.座位からの立ち上がり・・・左側は問題なくできるようになりましたが、まだ右側からの立ち上がりができていません。

ゲストがくると

先週は、M指導員、今日はお母さんが見に来られました。

お母さんは、10月から見ていなかったので、Shuさんのたくさんの変化に驚かれておりました。
また、動画を撮って、担当の理学療法士(PT)さんに見せ、更なるアドバイスを頂く準備をして頂きました。

先週は、疲れたそうです。それもそのはずで、いつも行っているトレーニングを見せるとともに、そのトレーニングをM指導員とももう一度行ったからです。

Shuさんいわく、ゲストが来るといつも以上に頑張っているとのことです。
いない方が本当は集中できるんだよな・・・とぽそりと

でも、いつも一緒の時間にトレーニングしている方々からは、お母さんに最初はこうだったのに、偉いわね、すごいよねという練習の成果を、自分の代わりに話してもらえました。

ゲストにお母さん

プール療育

プールで療育を行っていく上で、天候、気温に関係なく、行える場所があることは大切な条件です。

プレミア・ケア・ジュニア(PCJ)で行っているプール療育では、指導員との信頼関係を重視しています。どうしても、水の中だと気持ちの不安が大きくなります。その気持ちを少しでも抑え、水の中での楽しさを体験してもらう工夫をしております。

※指導員は、普段ダンスを教えているものが、プール療育の指導も行っております。

バタ足

ビート板をもって、バタ足で前に進むトレーニングを行いました。

まず、このトレーニングで大切になってくるのが、自分で足を水面に上げなくてはいけません。
上がるために役立つのが以前から取り組んでいる、足を閉じるというトレーニングです。具体的に何が役立つかというと、足を閉じるということは、お尻のきゅっと閉めます。そのため、体は自然と水面に平行となってきます。それと同時に足をバタバタと動かすことができれば、このトレーニングのゴールです。

今回初回ということもあり、まずはお尻を水面に出すことから行いました。
徐々に要領がわかってきた時点で、足をゆっくりばたばたと動かしていきます。その結果、前に進んでいく体験をしていきます。

目標を設定し、トレーニングを続ける

Shuさんとのトレーニングには、明確なゴールを設定しています。そのため、今やらなくてはならないことを行っています。

療育において、必ず個別支援計画書を立てて、6か月ごとに進捗を確認していると思います。
専門機関で行う上で大切なゴール設定だと思いますが、家庭の連携がなくしては本当の成果は得られないと思います。

そのためにも、信頼した療育機関、指導員のもと、続けられる環境を整備し、信頼し任せる人間関係が必要だと思います。

今回、Shuさんのご家族に信頼して頂き、一緒にトレーニングを行え、本当に感謝しております。
そのお蔭もあって、Shuさんの無限な可能性を目にすることができています。

あらためて一日24時間の内、通所する時間が2時間だとしたら、22時間は家庭で過ごす時間となります。そうしたことから、普段から続けられる何かがあるのとないのとじゃ、成果が変わってくることが想像できます。

2016年Shuさんと一緒に取り組んだこと

高校2年生、17歳のShuさんと取り組んだことはたくさんありました。

1.PCS(プレミア・コミュニケーション&ソーシャル)を英語を使用してのコミュニケーションと社会性を身に着けるトレーニングは、毎週水曜日休まず続けた

2.ジョブチャレンジ、月1回1時間アルバイトを行い、「すべての人に夢を与える」をvisionとdreamとして行ってきた。その結果、11月にオリジナルデザインを完成させ、世の中へ販売を行う

3.就職活動、JR東日本グループの就職活動に参加、結果悪天候のもと参加するものの、高校生はNGだった、ただ、何が必要なのかを担当者と話をする中で得ることがたくさんあった

4.短期体験学習inUSA、アメリカに約1週間行く経験をした。はじめての長い時間のフライト、親元を離れての合宿のような雑魚寝や、日本食以外の食生活、山登り、プール、指導員と兄弟のような過ごし方など、濃厚な体験だった

5.ロンドンパラリンピック選手(ボッチャ)、先輩の職場訪問と体験談を聞く機会

6.ライフチャレンジ、PCJの仲間といくマザー牧場への体験学習

7.アディショナルトレーニング(AT)プール療育

2017年もきっと更なるチャレンジが待っています。
一緒に、あせらず・あわてず・あきらめず、色々なことに取り組んでいきたい!いきましょう!

メリークリスマス

この記事のライター

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